特殊清掃現場の臭いとは
- 特殊清掃

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代表の比嘉です🐻
特殊清掃という仕事をしていて周りからよく聞かれるのが「腐敗臭ってどんな臭いがするの?」「例えば?」などなど…
臭いの感じ方は人それぞれなので説明が難しいのと、例えば…と言われても例え用のない悪臭になります。
悪臭=「人間が感じる嫌な臭い」の事らしいです。。。ざっくりですが…💦
特殊清掃現場での悪臭は、故人様から漏出した体液・腐敗液になります。
お亡くなりになられてから1日〜2日(湿度・温度などによって異なります)で腐敗が進むと言われています。
生前のように免疫力が無いご遺体には、細菌の増殖を抑えることができません。
体内のタンパク質が微生物に分解され、時間が経つとともに体液・腐敗液として体外に漏出していき、
ご遺体から漏出した体液・腐敗液は空気中に蒸発し、家具類や、天井・壁などに付着をし、お部屋中に広がります。
そして、時間が経つにつれ家中、屋外へ広がります。
その強烈な臭いは、通常のハウスクリーニングで落とすことは不可能です。
孤独死の現場では、発見までに数日〜長ければ何ヶ月と経っている事がほとんどです。
また、沖縄という猛暑地の夏場には亡くなってからすぐに腐敗が始まってしまうため、亡くなると同時にご遺体から臭いが発生し始めてしまいます。
この臭気が、目には見えない分子となり、お部屋に残された衣類・家具などあらゆる物に広がっていき、体液はフローリングやクッションフロア・畳などの僅かな隙間を通り下地へ、また基礎部分に汚染が広がっていきます。
上記のように、臭いの元が、お部屋の構造深くまで入ってしまうと、どんなにクリーニングを施工しても「臭いの元を清掃できない」ため、根本的な臭気の解決はできません。
現場にお見積もりに行くと、市販の芳香剤・消臭剤が置かれていることがありますが、臭いが無くなることは考えにくいです。
また、一時的にクリーニング・消臭剤を置くことで臭いが収まる事もありますが、後に臭いが戻る可能性もあります。
ちなみに私は以前、事件現場での搬送のお手伝いをしていた事がありますが、腐敗したご遺体と現場の臭いは全く違います(個人的な意見です)
腐敗したご遺体の方が特殊清掃現場の何百倍も臭気があります。これまでの経験もありどんな過酷な現場でも対応できます。
弊社では完全消臭・新たな入居者が心地よく住めるように痕跡を残さず施工します。
まずはご相談だけでもお気軽にご連絡下さい。