孤独死は発見された後どうなるんですか?(質問がありました)
- コラム
office双葉のブログに訪問いただきありがとうございます🤗
代表の比嘉です❗️
先日の新聞掲載後、お問い合わせが急増しております。😄
そこで「孤独死が起きてしまった場合、その後はどうなるのですか?どうしたら良いのですか?」とのご質問がありました。
今回のブログでは、発見〜遺品整理・特殊清掃・葬儀の流れをお伝えします。
まず孤独死が発見されるきっかけに多いのが、近隣に住む方です。同じアパートの住人が不審に思い管理会社に通報→発覚が圧倒的に多いと思います。
万が一、あなたが発見してしまった場合…「明らかに亡くなっている・腐敗していて匂いを放っている」場合は早急に警察に連絡し、お部屋には入らず警察の到着まで待ってください❗️また、「動かないが亡くなっているか判断ができない」場合は救急車を呼んでください❗️
警察が到着しましたら【事件による死亡なのか病気による自然死なのか】の検案・現場検証になりますので、
※入室して部屋のものを触るなどはやめて下さい・また腐敗している場合は細菌などが繁殖していて感染症の危険も伴います。
現場検証が終わり、身元の確認が取れたのちに警察よりご遺族にご連絡します
すぐに身元が判明しない場合・事件性の有無によりDNA鑑定・解剖等が行われる事もあります。
そして引き取りですが、沖縄の場合はご遺体の引き取りは警察署の霊安室・大学病院の解剖棟などで行われることがほとんどです。
また引き取りの際には葬儀社をあらかじめ決めておき、警察の指定場所にお迎えの車を用意させなければいけません。
※個人的な意見になりますが、腐敗しているご遺体の安置先で自宅を選ぶのは避けた方が良いかと思います。
※孤独死の場合、ほとんどが納体袋という「腐敗したご遺体専用の袋に包まれます」が、棺に収めても臭気が出る事が殆どです。
ご自宅や、住み慣れた場所からのご出棺を希望される気持ちも重々わかりますが、近隣への臭気が出ることも想定されますのでお勧めはしません。
また、昨今のコロナなどの感染症が原因で亡くなった場合は法令により火葬が優先される事もあります。
※ご遺体を引き取る遺族がいない場合「行旅病人及行旅死亡人取扱法」という法律により地方自治体が火葬します。
その後、葬儀終了後に弊社への「特殊清掃・遺品整理」のご依頼が多いのですが、汚染が日に日に広がっていく事や、害虫も倍〜何百倍に増えることも想定される為、
本来ならば早めの相談をしたほうが費用的にも、近隣への配慮にも繋がるのかなと思います。
弊社では現場での立ち会いは必要なく、電話でのヒヤリング・入室の際の鍵の受け渡しの2点ができれば見積・施工は可能となりますのでお任せしていただき、ご遺族は「しっかりとお別れをして頂ければと思います」
ここまで葬儀→特殊清掃・遺品整理→お部屋の引き渡し
以上が終了してもご家族には「賃貸契約・電気ガスなどの公共サービス」・「故人様の行政手続き」等があります。
また、期限が定められている手続きもあるので早急に対応しないといけないものもあります。
私は以前葬儀社に勤めており、警察と連携して孤独死・自殺・殺人などの現場へ出向き、ご遺体の搬送、検案・解剖後のご遺体の引き渡し、葬儀の施工まで一貫して行ってきました。
どういう状況でも葬儀をする「人が亡くなる場面」ではご遺族の心労は伴ってきます。
事故現場の清掃・葬儀の相談も24時間受け付けておりますので、ご相談だけでもお気軽にお電話下さい。
ご相談は無料となっています。